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アイメイト(盲導犬) ウェイ 盲導犬や視覚障害者を街で見かけたら

盲導犬や視覚障害者を街で見かけた時のサポート方法。盲導犬への接し方。アイメイト(盲導犬)の育成と歩行指導を通じて、盲導犬と視覚障害者の自立を支援する協会のサイトです。 メニューをスキップして本文へ

盲導犬
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ユア ウェイ 視覚障害者やアイメイトを街で見かけたら

街や駅や飲食店などで視覚障害者やアイメイトを見かけたとき、なにか困っている様子でしたら、ぜひあなたの力を貸してあげてください。



街や駅で出会ったら

 

「お手伝いをしましょうか」や「どちらへ行かれますか」の一言をお声がけください。晴眼者から先に声をかけていただけると助かります。そうすれば、視覚障害者は見当違いの方向に話しかけずにすみます。気にかけてくれても、ただ見ているだけでは、あなたの存在が分かりません。まず言葉に出して、口で伝えることを心がけてください。「大丈夫です。手伝いはいりません」と言われたら、「そうですか、それではお気を付けて」と見送ってください。

近年、ホームドアの設置が進んでいますが、全ての駅で設置が完了しているわけではありません。駅のプラットホームは手すりのない橋と同じです。危険な状態が迫っていたら「ストップ」と大声で知らせてください。

誘導するには

 

方向や場所を教えるときは、東西南北ではなく、「前後左右」で指示してください。音や匂いの目標物もとても役に立ちます。また、方向を時計の文字盤に例えて「1時の方向に階段がある」というように微妙な角度を表現してもらうと、より助かります。この時計の表現方法はテーブル上の物の位置を説明するときにも使えるので便利です。また、一緒に歩く時にも応用できます。アイメイト使用者の場合、その人の左後ろに立ち、方向を伝えてください。

狭い場所などをあなた自身が誘導して一緒に歩く場合は、後ろから押したり、体を抱きかかえたりしないでください。アイメイト(盲導犬)使用者の場合は、ハーネスを持っていないほうの手(右手)をあなたの左ひじに。白杖使用者の場合は、杖を持っていないほうの手(左手)をあなたの右ひじにつかまらせてください。それで十分です。ハーネスも白杖も身体の一部ですので、決してそれらを持っている手を引いたりしないようにお願いします。

エスカレーターに乗る際の誘導は、アイメイト使用者の場合はハーネスを持っていないほうの手(右手)が、白杖使用者の場合は杖を持っていないほうの手(左手)が、ベルトに掛かるように教えてください。こうすると、ベルトの傾きで降りるタイミングも分かります。

会話の中で「見えない」ということにあまり気を使わないでください。見えなくても景色や服装・色の話を聞くのは、視覚障害者にとって楽しいものです。

飲食店へのお願い

 

視覚障害者に椅子を勧める場合は、手を椅子の背に触らせてください。背から椅子の位置と方向が分かるのでスムースに着席することができます。

飲み物などをテーブルに置くとき、少し音を立てるか、グラスやカップに手を添えてもらうと助かります。また二杯め以降も、グラスやカップは同じ位置に置いてください。こうすれば、手で倒してこぼしてしまうことはありません。

ナイフなどの危険物を渡すときは、まず安全な柄の部分をつかませてください。そして反対の手で触らせて、刃の背の部分を教えてください。

アイメイトは使用者の足もとで、静かに伏せているように訓練されています。決まった時間に食事をとるようにしつけていますので、食べ物を与えないでください。また、他のお客様によるそのような行為があった場合は、注意をするようにしてください。

会計時、金銭の授受は間違いがあると、お互いにいい気持ちはしないものです。やり取りは一般の客と同様に金額をはっきり言って、手から手へ渡してください。

アイメイトへの接し方

 

犬好きの人が、可愛さから頭を撫でたりしたくなる気持ちはわかるのですが、仕事中のアイメイトは、ペットとは違うことをご理解ください。使用者とアイメイトは、一心同体のパートナー同士です。視覚障害者の目、つまり身体の一部であると考えていただき、むやみに触らないでください。

アイメイトはムダ吠えをしたり咬んだりしないようにしつけてあります。犬嫌いの人も怖がったり、騒いだりしないでください。

使用者がアイメイトを叱っているときがあっても、それは使用者とアイメイトの生命を守るために必要な「しつけ」です。「可愛そうだから止めて」などと止めないでください。アイメイトに、その場できちんと教え、教えたことができたら、使用者はうれしいという気持ちを込めて心からアイメイトをほめます。

ハーネスは使用者とアイメイトを結ぶ大切な連絡用具です。第三者が手をかけるとアイメイトが戸惑いますから絶対に触らないでください。

全国の現役アイメイト使用者にアンケートを実施(アイメイト調査2016)

 

アイメイト協会を卒業した全国の現役アイメイト使用者を対象にアンケート調査を実施し、その結果を公表しました。この調査は、「障害者差別解消法」の施行を目前に控えた2016年3月に、同法の理念である差別の解消と障害者と健常者の「対話」に寄与することを目指して実施したものです。調査結果を多くの方にご覧いただけるよう、当サイトに次の資料を公開いたしました。

  • 「全国アイメイト(盲導犬)使用者へのアンケート調査」報告書
  • 【報道発表資料】「全国アイメイト(盲導犬)使用者へのアンケート調査」結果公表

アンケート調査の設問は全部で15あります。例えば
  アイメイトを得たことで初めて行けるようになった場所はありますか?
  アイメイトの健康管理で日ごろから気をつけていることを教えてください。
  アイメイトと一緒に出かける際、使用者として気を付けていることは?
  あなたはこれまでに、アイメイトを理由に嫌な思いをしたことはありますか?
その時、どのような対応をしましたか?
  今後、アイメイトと一緒に行ってみたいところはどこですか?あるいは、新たにチャレンジしたいことを教えてください。
  アイメイトと一緒にいるからこそ、周囲の方にお願いしたいことはありますか?
  「障害者差別解消法」の施行によって、期待することはなんですか?

など多岐に渡っています。全国で活躍するアイメイト使用者の生の声を集めて広く世間に伝えることにより、共生社会へさらに近づき、誰もがより暮らしやすい社会に発展していくことを目指していきたいと考えています。
調査の詳細は、調査報告書をご参照ください。

  ・「全国アイメイト(盲導犬)使用者へのアンケート調査」報告書 (PDF)
  ・【報道発表資料】「全国アイメイト(盲導犬)使用者へのアンケート調査」結果公表 (PDF)

尚、上記の資料はアイメイト協会のデジタルライブラリーでもご覧いただけます。トップページ左列「資料はこちら」から。

「障害者差別解消法」が2016年4月1日より施行
〜盲導犬を理由とした入店拒否を、“間接差別”として禁止〜
2016年4月1日より、「障害者差別解消法(通称)」が施行されました。正式名称は、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」。障害を理由とする差別の解消を推進することにより、すべての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指して、2013年6月26日に公布されました。
「障害者差別解消法」では、障害を理由とする差別を、『不当な差別』(直接差別、間接差別、関連差別)、そして『合理的配慮の不提供』と規定しています。盲導犬を理由とした入店拒否は、車いすや補装具などの障害に関することを理由にして区別や排除、制限をすることとなり、『間接差別』と明確に規定されています。(『間接差別』には、一見中立的な基準に見えるが、結果的に障害者に不利な結果をもたらすものも含まれます。)
また、「障害者差別解消法」のもう一つの特徴として、公共機関だけでなく、その対象を民間事業者にも拡げたことが挙げられます。飲食店や商店、宿泊施設など、視覚障害者が日常的に利用する多くの商業施設において、そうした差別が解消されることが求められています。

正しい知識を持つこと アイメイト(盲導犬)や視覚障害者を街で見かけたら アイメイト(盲導犬)をサポートするには

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