見学日のお知らせ

posted on 2016年6月4日

衣替えの季節となりましたね。また、近畿、東海地方が梅雨入りしたとみられるとの各気象台の発表もあったようです。

さて、今日は6月の見学日に関するお知らせです。

6月の見学日は6月25日 土曜日14時からです。(所要時間:約2時間)
参加ご希望の方は、協会宛に電話でお申し込みください(ファックス・メール不可)。
ご予約の受付は6月21日 火曜日9時から、先着順30名で締め切りとなります。
予約方法などの詳細はこちらをご覧ください。

7月・8月の見学日は例年混み合いますので、ご都合のつく方はぜひ6月にご参加いただければと思います。
皆さまのお越しをお待ちしております。

写真:アイメイト歩行の様子。人と犬の協働作業で安全な歩行を実現します。

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「アイメイト調査2016」の結果を公表しました

posted on 2016年3月29日

このほど、アイメイト協会を卒業した全国の現役アイメイト(盲導犬)使用者を対象にしたアンケート調査を実施し、その結果を3月29日に公表しました。本調査は、「障害者差別解消法*」の施行(2016年4月1日)を目前に控え、同法の理念である差別の解消と障害者と健常者の「対話」に寄与することを目指して実施したものです。

 

アイメイト使用者を取り巻く社会状況はどのようなものなのでしょうか。
調査結果からは「あなたはこれまでに、アイメイト(盲導犬)を理由に嫌な思いをしたことはありますか?」との質問に対し、「ある」と答えた人がじつに 約 9 割( 8 9 2%)にのぼり、多くのアイメイト使用者が“嫌な思い(差別)”を経験していたことがわかりました。

 

また、「障害者差別解消法」に期待することは、「入店拒否、乗車拒否が無くなること」と「お互いを尊重する共生社会」という2つの意見が多くありました。他には「差別の解消」、「盲導犬に関する理解の拡大 」、「社会参加の促進 」など、様々な場面で の 法的なバックアップ に 期待が寄せられ ました 。

 

今回の調査結果の公表により、共生社会へさらに一歩近付き、だれもがともに、より暮らしやすい社会に発展していくことを目指しています。

 

調査の詳細は、調査報告書をご参照ください。

【報道発表資料】「全国アイメイト(盲導犬)使用者へのアンケート調査2016」結果公表(PDF)

「全国アイメイト(盲導犬)使用者へのアンケート調査2016」報告書(PDF)

 

*「障害者差別解消法」の正式名称は、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」です。障害を理由とする差別の解消を推進することにより、すべての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指して、2013年6月26日に公布されました。

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盲導犬啓発イベント「盲導犬(アイメイト)って知ってる」のお知らせ

posted on 2016年3月26日

皆さんこんにちは。
4月14日(木)~4月16日(土)に、盲導犬啓発イベント「盲導犬(アイメイト)って知ってる」を開催します。
会場は、アイメイト発祥の地である練馬区の区役所1F ロビーです。
会期中の最終日となる16日(土)には、協会職員と候補犬によるデモンストレーションや、会場を訪れた方を対象にしたアイメイト歩行の体験会(入場無料、先着順)も予定しています。

■盲導犬啓発イベント「盲導犬(アイメイト)って知ってる」開催概要(予定)

・日程:2016年4月14~16日(木~土)
・時間:10:00~16:00
・場所:練馬区役所1F ロビー
住所:176-8501 練馬区豊玉北六丁目12番1号
西武池袋線・西武有楽町線 練馬駅西口から徒歩5分
都営地下鉄大江戸線 練馬駅から徒歩7分

・主催:公益財団法人アイメイト協会
・後援:練馬区健康福祉事業本部
・主な内容:アイメイトパネル展示、DVD上映、
質問コーナー(協会職員による)※、
体験歩行※(11時・14時の2回。事前に整理券配布。各回先着20名)
※16日(土)のみ実施。体験歩行は、小学校5年生以上が対象です。

お誘いあわせの上、ぜひ会場にお越しくださいませ。

公益財団法人アイメイト協会について
1957年に日本初の国産盲導犬第1号のチャンピイを育成した塩屋賢一が創設。
アイメイト(盲導犬)育成、視覚障害者への歩行指導を通じて視覚障害者の自立支援を行い、社会参加を推進しています。これまでにアイメイト協会が歩行指導したペアは延べ1,291組(2016年3月12日現在・使用者とアイメイトのペアを1組と数えます)。

アイメイト協会出身の犬は、「盲導犬」ではなく、「アイメイト」と呼んでいます。アイメイト歩行は、十分に歩行指導を受けた視覚障害者の指示を受け、人と犬とが協同で安全な移動を実現します。その主体はあくまでも人にあります。そのため、アイメイト協会では、「私の愛する目の仲間」という意味を込め、「アイメイト」と呼んでいます。

(写真)アイメイト体験歩行の様子です。

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