「アイメイト」は、日本に11ある盲導犬育成団体の中で、最も実績と歴史のあるアイメイト協会出身の盲導犬だけの特別な呼び名です。
<アイメイト>には、4つの大切な意味が込められています。
- アイメイトの「アイ」は、I = 私
- アイメイトの「アイ」は、愛
- アイメイトの「アイ」は、EYE = 目
- アイメイトの「メイト」はMATE = 仲間
「アイメイト」は、日本に11ある盲導犬育成団体の中で、最も実績と歴史のあるアイメイト協会出身の盲導犬だけの特別な呼び名です。
<アイメイト>には、4つの大切な意味が込められています。
アイメイトに込めたこの4つの意味をビジュアルで感じていただきたいと考え、「アイメイト写真ギャラリー アイメイトは<私の愛する目の仲間>」にまとめました。現役アイメイトと、奉仕家庭のもとで過ごす子犬、リタイア犬、不適格犬などの写真を集めました。
アイメイトは、目が不自由な人の目となる大切なパートナーです。歩行の際には心も体も一つにしますが、人も犬も、それぞれに個性がある自立した存在です。お互いが「私」であることを敬い、認め合っているからこそ、協力して歩くことができるのです。アイメイトは、子犬の時から、そして引退した後も、同じ「私」として明るく力強く生きています。
アイメイトと暮らす目が不自由な人は、かけがえのないパートナーに大きな愛情を注いでいます。アイメイトになる子犬、アイメイトを引退したリタイア犬、アイメイトにならずに家庭犬となった不適格犬と暮らす奉仕者も、惜しみなく愛情を注ぎます。そして、子犬と母犬、兄弟姉妹の間にも、温かな愛があります。
アイメイトは、目が不自由の人の目となり、歩行を助けます。障害物を避け、道路の分岐や段差の前で止まるほかに、いす、ドア、信号のボタンなどを探して鼻先で教えることもできます。「フェッチ」という声符(声による指示)で、落とし物を拾う訓練もしています。
犬は、人類が洞穴で狩りをしながら暮らしていた大昔から、私たちの大切な仲間でした。目が不自由な人のために働くアイメイトも例外ではありません。子犬時代は、兄弟姉妹や奉仕者と仲良く遊んで過ごします。アイメイトにならなかった不適格犬、引退したリタイア犬も、奉仕家庭と人間社会の大切な仲間です。