東京都委託事業40周年と東京都委託事業アイメイト卒業生300組記念

posted on 2009年11月5日

東京都庁福祉保健局に表敬訪問をしました。

2009年は、東京都の盲導犬育成事業が1969年に開始してから40周年の節目の年です。また、東京都による財団法人アイメイト協会への委託件数が、先月末で300組となりました。
この節目に、本日アイメイト使用者から東京都に対し表敬訪問を行いました。アイメイト協会からは、理事長が出席しました。

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写真は都庁他、西新宿のビルです。

表敬訪問の様子は、本日お昼のNHKの番組内(NHK首都圏ニュース)で放送されましたので、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

朝、通勤ラッシュで人が溢れる新宿駅のホームに、300組目のペアを含む、3組のアイメイトペア(使用者とアイメイトを1組と数えます)が揃いました。早速階段を下り、駅構内を通って西口改札へ。動く歩道の横を颯爽と通り過ぎると、そこは西新宿の高層ビル群です。秋らしい空気に包まれながら都庁の建物へと歩を進めました。

東京都福祉保健局の局長室のある階まで、エレベーターで上ります。
迎えてくださったのは、東京都福祉保健局長の安藤氏、障害者施策推進部長の芦田氏、自立生活支援課長の水野氏、そして福祉保健局の皆様です。

3名のアイメイト使用者の皆さんより、お一人ずつご挨拶をして頂きました。
そして、表敬者からの記念品贈呈へと続きます。記念品として、アイメイト後援会のグッズで、登場以来好評な、ぬいぐるみ「あいと」をお贈りしました。あいとは、アイメイトと同じラブラドール・レトリバーで、ハーネスをつけたぬいぐるみです。本物そっくりのハーネスは、取り外すこともできます。
あいとの詳細は、過去のブログ記事にもございますので、ご覧くださいませ。
また、下記にあいとの写真を貼り付けます。

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あいとの姿に場が和んだ後は、皆さんそのまま笑顔で記念撮影を行いました。

その後はしばしの懇談。局長からのご質問に、アイメイト使用者の皆さんはアイメイトを得てどのように生活が変わったかをはじめ、それぞれの日常のエピソードをお話くださいました。大きな窓の外には、東京の街が朝の光に照らされ、室内での明るい雰囲気を映し出しているようでした。

東京都の障害者福祉事業の成果のひとつの節目であるこの時期に、感謝の気持ちと記念をこめて表敬訪問が実現したことは、意義深いと思います。
それは、この施策によって視覚障害者が安心して地域で暮らしていることをあらためて感じていただき、委託事業の継続とより一層の充実を願っていることをお伝えできたからです。

本日は、お忙しい中ご協力くださいました都庁の皆様、アイメイト使用者の皆様、そして全ての関係者の方々に感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。

表敬訪問の後は、エレベーターで1階のロビーへ。
解散後、アイメイトペアはまたいつものように東京の街にとけ込みました。

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