今年の歩行指導

posted on 2008年12月25日

今月半ば、年内最後の歩行指導が終了しました。

歩行指導では、訓練されたアイメイトをパートナーとしていっしょに歩くために、主人となる視覚障害者が4週間をかけてアイメイトとの歩行方法やアイメイトの健康管理などを学びます。

アイメイト協会の歩行指導は、通所ではなく合宿形式です。4週間の間に一人の人が歩く距離は、約120㎞。教習所のようなコースはなく、街中での実践的な練習が行われます。

歩行指導を受ける方の中には、アイメイトを初めてもつ方もいらっしゃれば、既に何代目かのアイメイトという方もいらっしゃいます。
初めての方には初めての方の、そして2頭目以降の方には2頭目以降の方が感じる課題や難しさがあります。

今回のクラスも皆さん無事卒業されました。
卒業式が終わると、協会から4週間ぶりの我が家へとそれぞれの方が出発します。
帰り道は、ご自身とご自身のアイメイトだけで帰宅します。

協会玄関で、皆さんを拍手で送り出しました。
今年最後の卒業式は、爽やかな晴天でした。

皆さんの卒業を喜ぶと同時に、次回1月からの歩行指導に向けて、また新たな準備が始まります。
写真:協会周辺での訓練

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