練馬区役所と西武鉄道の施設での訓練
posted on 2017年6月23日
このほど、障害者福祉を促進する練馬区・社会貢献を推進する西武鉄道のご協力のもと、アイメイト(盲導犬)の実践的な訓練場所として練馬区役所と西武鉄道の施設を 7 月 26 日より利用させていただけることになりました。
報道発表資料はこちらからご覧いただけます。
「誘導訓練」は、アイメイト(盲導犬)育成において非常に重要な訓練です。ハーネスを装着し、主人である視覚障害者からの指示に従って安全に誘導することを教えます。視覚障害者の安全な歩行のために、多くの人が行き交う場所で実践的な訓練を行う必要があります。
しかし、屋外で行う訓練は天候などによって計画通りに進められないことがあります。
そのような時でも練馬区役所の広い屋内空間では、設置されている階段、エスカレー ター、エレベーターなどを利用して訓練を進めることができるようになります。
また、アイメイト使用者が移動する際、多くの場合公共交通機関を利用します。中でも鉄道は頻繁に利用します。日常的にアイメイト使用者が利用するすべての場面を想定して、駅構内、改札口周辺、駅ホーム、電車乗降、電車内などで訓練をします。
今回、練馬区と西武鉄道のご厚意によりすばらしい訓練環境が整いました。どうもありがとうございます。それによって、アイメイト(盲導犬)の育成がさらに順調に進み、多くの視覚障害者とアイメイトのペアが新たな一歩を踏み出せるものと期待されます。日々の訓練、歩行指導を着実に進めてまいります。
この記事をシェア