安全な歩行のために、あらためて基本の見直しを

posted on 2017年1月16日

埼玉県蕨市のJR蕨駅で1月14日、視覚障害者がホームから転落し電車と接触したのち亡くなるという、大変痛ましい事故が起きました。心よりお悔みを申し上げます。そして、お亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げます。
事故原因については現在警察が調査中であり、具体的なことを申し上げる立場にありません。
このような痛ましい事故が二度と起きないために、全国の卒業生の皆さんに今一度お伝えしたいことがあります。それは、隣にいるパートナーとの4週間の歩行指導で学んだ基本をきちんと守ることの大切さです。視覚障害者にとって安全な歩行を実現するため、日々の生活をより円滑に送るため、そしてよいペアとして二人五脚で長く歩んでいくため、という視点から、全ての犬の訓練と歩行指導は練られています。声を大にして申し上げます。学んだことをきちんと守ること、基本に忠実であることこそが何よりも大切です。初心にかえること、日々初心の心構えで、安全に歩行してください。

2017年1月16日
公益財団法人アイ メイト協会

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