アイメイト協会が「第8回塙保己一賞」貢献賞を受賞

posted on 2014年12月6日

このたび、公益財団法人 アイメイト協会は、障害者の自立・社会参加の拡大につながる献身的な貢献・支援を行ってきたとして、埼玉県創設の「塙保己一賞」貢献賞を受賞しました。
ヘレン・ケラーが敬愛し、目標とした江戸時代後期の学者・塙保己一(1746~1821)。幼くして失明したにもかかわらず、学問の世界に果敢に挑戦し、大文献集「群書類従」を編集・出版、日本文化史上、大きな足跡を残しました。
「塙保己一賞」は、障害がありながらも不屈の努力を続け、顕著な活動をしている個人やその支援者・団体を讃えることにより、障害のある人々が様々な活動にチャレンジできる社会づくりを推進するために埼玉県が創設した賞で、今年で8回目を迎えます。
「大賞」「奨励賞」「貢献賞」部門があり、大賞と奨励賞は個人に、貢献賞は個人または団体に贈られます。今回、大賞に選ばれたのは、川越市在住の牛窪多喜男さん(川越市議会議員、日本視覚障害者柔道連盟理事)。奨励賞には、さいたま市の朝霧裕さん(作家・シンガーソングライター)が、貢献賞にはアイメイト協会と、埼玉県立特別支援学校塙保己一学園PTAが選出されました。

表彰式は12月20日(土)午後1時より、塙保己一の生家に近い本庄市児玉文化会館セルディで行われます。当日は表彰式に引き続き、ヴァイオリニスト和波たかよし氏とピアニスト土屋美寧子氏による記念コンサートが開かれます。
詳しくは埼玉県ホームページをご覧ください。

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