『風評・盲導犬虐待』情報に関するお知らせ

posted on 2010年4月30日

『盲導犬の虐待』があるのではないかとの連絡があり、また同種の情報がインターネット上に書き込まれ、アイメイト協会、そして県や市などにも多くのお問い合わせが入りました。このたび、この件に関する調査結果がまとまりましたので、ここにお知らせ致します。

 なお、連絡の件数が非常に多かったため、個々のメール、電話への返信は控え、この発表をもって回答とさせていただくことを、ご了解くださいますようお願いいたします。

                                                2010年4月30日
                                               財団法人アイメイト協会

1.〔結論〕『虐待』の事実確認について
・調査の結果、『盲導犬使用者が盲導犬を虐待した(している)』という事実は確認されませんでした。疑いを指摘された盲導犬の健康状態は良好であり、また、飼育環境や使用状態にも問題はありませんでした。

2.〔調査概況〕調査方法と結果、個々の疑問への回答
・現地調査として、飼育環境、飼育方法、使用状況、歩行状況等についての観察調査を期間をおいて複数回実施しましたが、いずれの調査においても異常は認められず、問題のない状態であることを確認しました。
・目撃情報を確認するために第三者(市民・交友関係など)への聞き取り調査を行いましたが、虐待であるとの事実は確認されませんでした。また、寄せられた情報は伝聞による不確かなものであり、目撃者が存在しない情報でした。
・獣医師が盲導犬を診察しましたが、健康状態が良好であることが確認され、虐待が疑われるような痕跡はありませんでした。
・数度にわたり、使用者本人への聞き取り調査を行いましたが、虐待行為にあたる事実は確認されませんでした。
・虐待の証拠があるとの情報もありましたが、その存在は現在に至っても確認できていません。
・なお、以上の調査は、アイメイト協会、千葉県(障害福祉課、衛生指導課、松戸健康福祉センター(松戸保健所))、松戸市(障害福祉課)、獣医師などが協力して進めたものです。
※特定個人に関わる情報であるため、調査結果の詳細まですべて公開することはできないことをご了解ください。

3.〔今後の対応〕今後の対応について
・今回の件は事実が確認できない風評被害でありますが、適正な管理について、今後も関係機関と相互に連絡をとり、経過を確認しあうこととしました。

4.〔お願い〕皆様へのお願い
街で視覚障害者や盲導犬を見かけたら
・街で盲導犬と歩いている人を見かけても、盲導犬に触らないでください。仕事中は、視覚障害者の目、つまり身体の一部ですから、むやみに触らないでください。
・ハーネスに触らないでください。使用者と盲導犬を結ぶ大切な連絡用具です。
・盲導犬に食べ物を与えないでください。決まった時間に食事をとるようにしつけていますので、食べ物を与えないでください。
・盲導犬の名前を呼ばないでください。万が一、盲導犬が名前に反応してしまった場合、使用者に危険が生じる可能性があります。
・ぜひ勇気をもって、視覚障害者に、「お手伝いしましょうか」「どちらへ行かれますか」と声を掛けてください。「大丈夫です。手伝いはいりません」と言われたら、「それでは、お気を付けて」と見送ってください。

5.〔正しい理解〕盲導犬と福祉に関する正しい理解
  今回、県や市の対応をはじめ、盲導犬や視覚障害者、協会に関して誤った情報が多く流されました。ここで、そのすべてを逐条的に説明することはいたしませんが、新たな問題が発生することのないよう、以下2つの点についてのみ申し上げます。本来であればあらためて申し上げるまでもないこととは存じますが、このたびの騒動の中、一部の発言に大きな誤解があったようですので申し上げます。

・盲導犬及びすべての補助犬は、認可された特定の団体によって適切な飼育環境で育てられ、また、適切な指導の上で使用者に手渡されています。その事業者は法律で指定され、適切に運営されております。『ストレスが多い』『短命である』『虐待である』などの言葉が見られましたが、いずれも根拠のないデマ情報です。
・障害者が、健常者に比べて劣っているというような表現の書き込みがありましたが、そのようなことはありません。障害者の人権を否定するような発言は、おやめ下さい。我が国は、障害のある人もない人もともに暮らせる社会を目指しています。障害者の社会参加を促進する福祉事業について、正しいご理解を期待します。

6.インターネットご利用上の注意
・真偽の定かでない情報、不確実な情報をむやみに信用しないように慎重にお願いいたします。
・チェーンメールを流布すること、あるいは、Eメールや電話の発信を呼びかけ、業務を妨害すると思われるような行為はおやめください。
・特定個人につながる情報をむやみに流布することはおやめください。
※いずれも、犯罪の恐れがある、非常に危険な行為ですので改めてご注意をお願い致します。

                                                      以上

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『盲導犬虐待』情報に関するお知らせ

posted on 2010年4月16日

『盲導犬の虐待』があるのではないかとの情報がインターネット上に書き込まれ、当協会にも多くのお問い合わせが来ております。その多くの方が、とても信じられない話とお考えになり、ご心配のあまりご連絡いただいたものと思います。

本来であれば、個々のご連絡に対してそれぞれ回答させていただくべきでしょうが、非常に多くのお問い合わせがあり、その一つ一つに応えることは物理的に難しい状況になってまいりました。誠に申し訳ありませんが、このような形で説明させていただくことをご了解いただきたく、お願い申し上げます。

さて、お問い合わせの件ですが、当協会としてももちろん、貴い生命が不当に虐待されるというようなことがあってはならないと考えます。

また、我が国で盲導犬を使用する人たちに、そのようなことはあり得ないと信じているというのもまた、私どもの正直な気持ちであります。

とはいえ、万が一のことを考えれば、そうした事実があるかどうか、そこから調査する必要があるのも事実です。当協会の通常業務として、使用状況に問題があった場合は個別に適切な対応をすることとなっております。また、使用方法になんらかの不適な状況が確認された場合は、個々のケースに応じて適切な対応をとることとなっております。

従いまして、すでにこれまで、連絡に基づき調査を開始しており、一定の成果を得るに至っております。が、現時点に至ってもなお、虐待の事実があったという証左はひとつも確認されていません。

また、『自分の目で虐待の現場を見た』『虐待の声を聞いた』という人物がいるかのような情報がありますが、この人物が具体的に誰であり、現実に存在しているという確証も得られておりません。

映像や写真等の証拠があるかのような情報もありますが、これらの証拠が存在しているという確証も一切得られておりません。

ここに至り、私どもが懸念することは、真偽の定かでない情報をもとに、多くの方から一方的に非難された使用者の方についてです。懸命な努力の上で外を歩く力を得たにもかかわらず、そうして出掛けた先がこのようなひどい噂に満ちた世の中であったとしたら、どのように感じることでしょう。

あるいは、その他の盲導犬を使用するすべての人たちに対して、あらぬ疑いや不必要な懸念が生じてしまうとしたら・・・。こうしたことが、今後の福祉事業に悪い影響を与えることの無いよう、切に願っております。

最後に、皆様にひとつお願いがあります。今後、真偽の定かでない噂をむやみに信じ、軽い気持ちで流布してしまうことのないようお願いいたします。軽率な行動によって、あらぬ被害を受ける人が生まれてしまう、そのようなことは避けねばなりません。切に、お願いいたします。

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posted on 2010年4月3日

こんにちは。
東京での桜の見頃は今週末のようですね。
行楽地へ向かう車で、道路も混んでいるようです。

桜_c0155446_1546485.jpg

協会裏手にある公園でも、2本の桜の木がたくさんの花を咲かせています。
(写真は、公園の桜の様子です)
今日の清々しい青空と淡い桜の花の色、そして力強い枝の様子・・・。
何かと変化が多い時期ですが、桜を眺めていると時間の流れが少しおだやかに感じられます。

皆様のお近くでも、桜が満開を迎えているのではないでしょうか。

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