イベントのお知らせ

posted on 2010年6月23日

おはようございます。
今日は、様々な取組みをご一緒させて頂いているネクスタイド・エヴォリューション様マルイ様のイベントのご紹介です。
6月19日・20日にはアイメイト使用者をはじめ、視覚障害者向けのファッションレクチャーが有楽町マルイで開催されました。
皆さんファッションにまつわる色々な情報を、スタッフの方にお聞きした後、売り場でショッピングを存分に楽しみました。

また、6月19日の午後には、協会からも有楽町マルイに伺い、アイメイト体験歩行イベントを実施しました。
イベントでは、来店されているお客様が自らハーネスを握って、アイメイトと一緒に歩かれました。
アイマスクを着けることで視覚障害者の気持ちを感じ、アイメイトと一緒に歩くことで、目が見えなくても風をきって歩ける感覚を実感して頂けたようです。

さて、ここからがネクスタイド・エヴォリューション様とマルイ様のイベントのご紹介文です。

イベントのお知らせ_c0155446_10162870.jpgMIXTURE for NEXTIDE vol.Ⅱ
6月24日金曜日まで、有楽町マルイにて開催中!
ソーシャルプロジェクト、ネクスタイド・エヴォリューションは「MIXTURE for NEXTIDE vol.Ⅱ」を開催中です。コンセプトショップにはピープル・デザインをテーマに、レイングッズ、傘、バッグ、ジーンズ、スニーカー、雑貨などなど、たくさんの商品を集積しています。その売り上げの一部が、視覚障害者の方に映画を”観て”楽しんでもらう為の音声ガイダンス製作費に充てられます。

期間:6月24日(金)21:00まで(残り2日となりました!)
場所:有楽町マルイ1Fイベントスペース「カレンダリウム」
http://www.0101.co.jp/stores/guide/store860.html
ネクスタイド・エヴォリューション
http://www.nextide.net

6月24日(金)までですので、皆様お見逃しなく。
今回は、上記のコンセプトショップにアイメイトチャリティグッズのTシャツも置いて頂いています。
お近くを通られた方は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

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香りの贈り物

posted on 2010年6月9日

今、協会の玄関を入ると、花の香りに包まれます。

長年にわたり協会を支えて下さっている方が、お花の差し入れを届けて下さいました。
写真の花は全てお庭で育てられたものだそうです。

梅雨入りが近いことを匂わせるようにスッキリとしない天気の日が多いですが、
色鮮やかなフラワーバスケットで心の雲が晴れていくようです。

香りの贈り物_c0155446_1704222.jpg

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『風評・盲導犬虐待』情報に関するお知らせ

posted on 2010年4月30日

『盲導犬の虐待』があるのではないかとの連絡があり、また同種の情報がインターネット上に書き込まれ、アイメイト協会、そして県や市などにも多くのお問い合わせが入りました。このたび、この件に関する調査結果がまとまりましたので、ここにお知らせ致します。

 なお、連絡の件数が非常に多かったため、個々のメール、電話への返信は控え、この発表をもって回答とさせていただくことを、ご了解くださいますようお願いいたします。

                                                2010年4月30日
                                               財団法人アイメイト協会

1.〔結論〕『虐待』の事実確認について
・調査の結果、『盲導犬使用者が盲導犬を虐待した(している)』という事実は確認されませんでした。疑いを指摘された盲導犬の健康状態は良好であり、また、飼育環境や使用状態にも問題はありませんでした。

2.〔調査概況〕調査方法と結果、個々の疑問への回答
・現地調査として、飼育環境、飼育方法、使用状況、歩行状況等についての観察調査を期間をおいて複数回実施しましたが、いずれの調査においても異常は認められず、問題のない状態であることを確認しました。
・目撃情報を確認するために第三者(市民・交友関係など)への聞き取り調査を行いましたが、虐待であるとの事実は確認されませんでした。また、寄せられた情報は伝聞による不確かなものであり、目撃者が存在しない情報でした。
・獣医師が盲導犬を診察しましたが、健康状態が良好であることが確認され、虐待が疑われるような痕跡はありませんでした。
・数度にわたり、使用者本人への聞き取り調査を行いましたが、虐待行為にあたる事実は確認されませんでした。
・虐待の証拠があるとの情報もありましたが、その存在は現在に至っても確認できていません。
・なお、以上の調査は、アイメイト協会、千葉県(障害福祉課、衛生指導課、松戸健康福祉センター(松戸保健所))、松戸市(障害福祉課)、獣医師などが協力して進めたものです。
※特定個人に関わる情報であるため、調査結果の詳細まですべて公開することはできないことをご了解ください。

3.〔今後の対応〕今後の対応について
・今回の件は事実が確認できない風評被害でありますが、適正な管理について、今後も関係機関と相互に連絡をとり、経過を確認しあうこととしました。

4.〔お願い〕皆様へのお願い
街で視覚障害者や盲導犬を見かけたら
・街で盲導犬と歩いている人を見かけても、盲導犬に触らないでください。仕事中は、視覚障害者の目、つまり身体の一部ですから、むやみに触らないでください。
・ハーネスに触らないでください。使用者と盲導犬を結ぶ大切な連絡用具です。
・盲導犬に食べ物を与えないでください。決まった時間に食事をとるようにしつけていますので、食べ物を与えないでください。
・盲導犬の名前を呼ばないでください。万が一、盲導犬が名前に反応してしまった場合、使用者に危険が生じる可能性があります。
・ぜひ勇気をもって、視覚障害者に、「お手伝いしましょうか」「どちらへ行かれますか」と声を掛けてください。「大丈夫です。手伝いはいりません」と言われたら、「それでは、お気を付けて」と見送ってください。

5.〔正しい理解〕盲導犬と福祉に関する正しい理解
  今回、県や市の対応をはじめ、盲導犬や視覚障害者、協会に関して誤った情報が多く流されました。ここで、そのすべてを逐条的に説明することはいたしませんが、新たな問題が発生することのないよう、以下2つの点についてのみ申し上げます。本来であればあらためて申し上げるまでもないこととは存じますが、このたびの騒動の中、一部の発言に大きな誤解があったようですので申し上げます。

・盲導犬及びすべての補助犬は、認可された特定の団体によって適切な飼育環境で育てられ、また、適切な指導の上で使用者に手渡されています。その事業者は法律で指定され、適切に運営されております。『ストレスが多い』『短命である』『虐待である』などの言葉が見られましたが、いずれも根拠のないデマ情報です。
・障害者が、健常者に比べて劣っているというような表現の書き込みがありましたが、そのようなことはありません。障害者の人権を否定するような発言は、おやめ下さい。我が国は、障害のある人もない人もともに暮らせる社会を目指しています。障害者の社会参加を促進する福祉事業について、正しいご理解を期待します。

6.インターネットご利用上の注意
・真偽の定かでない情報、不確実な情報をむやみに信用しないように慎重にお願いいたします。
・チェーンメールを流布すること、あるいは、Eメールや電話の発信を呼びかけ、業務を妨害すると思われるような行為はおやめください。
・特定個人につながる情報をむやみに流布することはおやめください。
※いずれも、犯罪の恐れがある、非常に危険な行為ですので改めてご注意をお願い致します。

                                                      以上

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