アイメイトの一生のさまざまなステージを「奉仕家庭」と呼ばれる、さまざまなボランティアの家庭が支えています。今回レポーター・アイコが訪ねたのは、将来アイメイトとなる子犬たちの「父犬」を預かる繁殖奉仕のボランティア家庭。どんなお話をうかがってきたのかレポートします!
アイメイトのお父さんって普段はどう過ごしているんだろう?
\繁殖奉仕家庭の清水利朗さんに聞きました/

アイコ:清水さんはアイメイトの父犬を預かるボランティアさんなのですね。始めたきっかけは何だったのでしょうか?
清水:実は、私が通っているスポーツジムで、たまたまアイメイト協会の職員さんと知り合いになったんですよ。その方から聞いて初めてアイメイトの活動を知りました。体験歩行のイベントにも参加してみたのですが、そのときアイメイトはすごく賢い犬だなあ、と思ったのを覚えています。その後しばらくして、アイメイトには向かないと判断された「不適格犬」を引き取ったんです。
アイコ:不適格犬を飼っていた時期があるんですね。
清水:もう25年くらい前のことです。その犬と十数年一緒に暮らしたあと、しばらくは仕事が忙しくて犬は飼えませんでした。4年ほど前、退職を機にもう一度不適格犬を引き取ろうと考えていたら、繁殖犬の飼育ボランティアがあることを教えてもらったんです。


普段の生活は普通のペットと変わらない
アイコ:実際に預かってみてどうですか?
清水:不適格犬のときもそうでしたが、とてもお利口で感心しました。1歳6カ月くらいのときに我が家に来たのですが、来た当日に「キッチンに入ってはダメだよ」と教えたらすぐに覚えて、いまでも約束を守っています。
繁殖犬といっても、普段は普通のペットとまったく同じように過ごしています。普段は全く吠えないし静かなので、大型犬を飼っていると話すと近所の人に驚かれるくらい。ただ、寝ているときに寝言で吠えるときがあるんですよ(笑)
いったいどんな夢を見ているんでしょうね!?

アイコ:普段、何か気を付けていることなどはありますか?
清水:やっぱり協会からお預かりしている犬なので、体重管理など健康面には気を付けていますね。体調をくずしたときは獣医さんに診てもらいますが、犬は言葉を話せないぶん心配ですよね。
大切なアイメイトの「父犬」として
アイコ:父犬としての出番がある時期は、決まっていないんですか?
清水:決まっていません。母犬になるメスのタイミングにあわせて、協会から「何日くらいまでに連れてこられますか?」という電話がかかってくるんです。協会に預けて1週間から10日くらいしたら引き取りにいきます。
1週間ぶりに再会するとき私はすごくうれしいのですが、犬のほうがどう思っているのかは謎です(笑)。いままでに数回出番がありましたが、繁殖の結果がどうなったかは知らされません。仔犬たちにも会うことは叶いませんが、目の見えない方々に寄り添う立派なアイメイトとなることを願っています。
アイコ:預かる前と後で、生活は変わりましたか?
清水:生活が規則正しくなりましたね。一日2回散歩に行くので、自分の健康維持にもいい。元気なので一回に2時間くらい歩くこともあって、ちょっと大変なのですが(笑)。とても気立てがよくて賢い犬なので、おかげで毎日楽しく暮らしています。


2026年4月30日公開








